2009-11-12 16:14:00
大根おろしはビタミンCがたっぷり
ダイコンに含まれているビタミンCは、100グラムあたり15ミリグラムと豊富である。これはリンゴに含まれているビタミンCの5倍に当たる。日本人に必要なビタミンCは50ミリグラムだから、大根おろしを100グラム食べれば、一日に必要な量の三分の一を摂ったことになる。大根おろしの辛みは、ミロシナ―ゼという酵素が分解することによって生じる。この辛み成分は揮発性で、時間がたつと酸化され辛みを失ってしまう。大根おろしは、おろしたてを食べることをおすすめする。
2009-11-12 16:13:00
小野小町の若返り食
小野小町はエジプトのクレオパトラ、中国の楊貴妃と並んだ世界史の三大美女といわれている。事実、容姿はことのほか美しく、都の貴公子たちを、随分悩ませていたようだ。その小町をモデルにしたと見られる『玉造小町壮衰書(たまつくりこまちそうすいしょ)』に、贅沢三昧をしていた小町の献立が書かれている。小町は「熊の掌(てのひら)」を食していたらしい。熊の掌には、若返り、美肌、不老長寿効果の高いコラーゲンが多く含まれている。コラーゲンはウナギやカレイ、豚足、鳥の手羽肉などに多く含まれていて、不足すると、肌は潤いを失い、抜け毛が増える。ビタミンCと一緒に食べると、コラーゲンの利用効果が更に高まる。熊の掌は無理としても、若さを維持したいと思ったら、コラーゲンを摂取しよう。
2009-11-12 16:12:00
忍者が愛食した干しダコ
タコにはタウリンが含まれている。タウリンは血圧を安定させたり、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きをし、動脈硬化を未然に防ぐ作用がある。タコのタウリンは、肝臓の機能強化に対しても有効に働く。変わった作用として、暗視野能力がある。つまり、暗い所でも、物を見る能力を高めたり、視力の衰えを防ぐ働きがあるのである。戦国時代には、干ダコやスルメが兵糧として重視されていたのも、体力をつけると同時に、視力を高め、野戦に備えて暗視野能力を強化するためだった。干ダコをもっとも効果的に使用していたのは、忍者。新月の夜に山の中に入り、干ダコを噛みながら、暗視野能力向上の訓練をしていたのである。
2009-11-12 16:10:00
森の万能薬「キノコ」
山の恵みであるキノコは、多彩な成分を含んでいる。味、薬効ともに、鍋料理には理想的な食材である。ただし、煮ると成分が汁にほとんど溶け出てしまうため、煮汁ごと食するようにしたい。シイタケに含まれているエリタデニンには、血液中のコレステロール値を下げたり、血圧を安定させる働きがある。マイタケに多いβ・グルカンには、ウイルスをやっつける免疫力を高めたり、ガン細胞の増殖を抑える作用がある。脳卒中や心臓病といった生活習慣病の予防にも効果を発揮するキノコを、毎日の食生活に上手に摂り入れたい。
2009-11-12 16:08:00
血の巡りとゴマ
ゴマを常用すると、「血の巡り」が良くなる。昔の人は、頭の悪いことを「血の巡りが悪い」といったが、実に理屈に合った表現で感心させられる。140億個もある脳細胞の働きをスムーズに機能させるには、快適な血液の循環が不可欠である。ゴマの成分の50パーセント強は油脂分で、その内の40パーセントがリノール酸である。そのほかには、パルミチン酸やステアリン酸、オレイン酸、レシチンといった脂質が含まれている。更に、約20パーセントのタンパク質が含まれており、カルシウム、ミネラル、ビタミンB群と脳の回転をスムーズにする成分が多量に含まれている。精進料理につき物の「ゴマあえ」が、僧侶や貴族の健脳長寿に一役買ったのはいうまでもない。